甘い氷―阿左美冷蔵の天然氷
少し古めだが、asahi.comの埼玉ページで埼玉スローフード「土を食らう」特集がされているのを、教えてもらった。
いくつか記事があるが、そのなかで、私も食べたいなあと思ったのが、表題の「天然氷」。そのうち、リンク切れをしてしまうかもしれないので、長めに引用する。 皆野・阿左美冷蔵の天然氷 甘みほのか 土の贈り物 皆野町にある平屋建ての古ぼけた木造建築。真夏、週末になると長い長い行列が出来る。天然氷製氷元の阿左美冷蔵の本社だ。客たちは蝉(せみ)時雨の中、緑に包まれた庭先の縁台でかき氷を楽しむ。 阿左美哲郎さん(53)の氷作りは、10月に始まる。長瀞町の山中にある約20メートル四方、深さ約80センチのプール2面を、2カ月かけて丹念に掃除する。そして、小さな沢から、清冽(せい・れつ)な水を引く。約50メートル上流でわき出したばかりという。 やがて氷が張り始めると、枯れ葉が入り込まないよう、毎日正午ごろから午後4時ごろまで、約4㍍の長いブラシで氷の表面をはき続ける。作業は1月、切り出しの日まで続く。 12月中旬、張り始めたばかりの氷を一かけら、口に含んだ。無味無臭のはずが、口の中にほのかな甘みが広がる。 思わず「えっ」と声を漏らすと、阿左美さんは「何とも言えない甘みでしょ。この味を守るの、大変だったんだよ」と笑った。 ―中略― しかし5年前、阿左美さんは家族連れから「シロップ無しで、かき氷だけ下さい」という注文を受ける。子どもがアレルギーを持っており、保存料が入ったものは食べられないという。 頭を殴られたような衝撃だった。「天然氷を売りにしながら、市販のシロップを使っていたことが本当に恥ずかしかった」 以来、無添加の自家製シロップにこだわっている。野いちご、小豆、コーヒー、蜂蜜レモンなど、常時6種類以上。梅酒シロップは一番の人気メニューで、4斗(72リットル)が8月初めには売り切れる。春には桜、秋には山栗といった季節メニューも人気だ。 ―後略― ■参考 天然氷の切り出し
by neco5959
| 2004-05-28 19:52
| スローフード
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