”根拠なき自己過信”
日経4月20日夕刊「近現代史を学ぶ 半藤一利さんに聞く」
を切り抜いておいた。 昭和史を振り返り、教訓を語っている。 自分の力もしらず、物事は自分に都合よく動くという夜郎自大的な判断。これも日本人の特徴のひとつです。例えばガダルカナルの戦い(42-43年)。最初は米軍の本格的な反攻ではない、という判断で対策が後手後手に回りました。起きて困ることは起きないという発想なんですね。ソ連の満州進行にしても陸軍は考えたくなかった。海軍米艦隊を日本近海におびき寄せ撃滅できる、と夢をみていた」 この文章が書かれている見出しが「根拠なき自己過信」だ。 すぐに連想したのが、最近本屋に並んでいた『他人を見下す若者たち』。 『他人を見下す若者たち』速水敏彦 実は読んでいないのだが、表紙に書かれた漫画が内容をうまく象徴しているような気がする。 上の日経の記事から推測すると、最近の若者だけでなく、すでに以前から、この夜郎自大的な自己過信は日本人に存在していたことになる。それも大きな失敗を伴って。 最近よく思うのだが、まずい局面というものの悪い手本は、60年前の敗戦での軍部の 行動や、幕末・明治維新に、見られるような気がする。 それを習っているときは、いつ誰がどこで何をしてどこに影響がでてという5W1Hを覚えるので精一杯だったのだが。
by neco5959
| 2006-04-24 00:39
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