伊坂幸太郎『終末のフール』
伊坂幸太郎の作品を読んだのは初めて。
悪くない、が、すごくもない、という印象。 伊坂幸太郎『終末のフール』 あと5年後に小惑星が地球に飛んできて、人類が絶滅してしまうというニュースが 流れた。小説は、それから2年経って人々は・・・という話。 GWであまり近所にも人がいないと思われる昼間に、こういう話を読んでいると 小説の世界とシンクロしていまう。 夕焼けがいつもよりきれいなようだ、とか思ったり。 8編の短編が入っているが、私が気に入ったのは『太陽のシール』。 子どもができないが仲のよい夫婦。後3年で世界は終わろうというのに、 子どもができてしまった・・・産むか産まざるべきか。 夫が非常に優柔不断なのだが、奥さんがそれに愛情をもってやさしく対応している、 そういうところも、ほんわかして心休まる話。 小惑星が飛んでくる設定については、実際に東北大学大学院の教授に「ありえない」 という話をされたらしい。 そのせいか、天文オタクが出てくる話、『天体のヨール』はストーリー自体よりも 天文オタクの話ぶりが、リアルで印象に残った。
by neco5959
| 2006-05-05 15:14
| News&Books
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