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映画「ノルウェーの森」感想

元旦の朝、ふと「そうだ、ノルウェーの森、見に行かなきゃ」
と思いついた。


そして、さいたま新都心のコクーンでやっていた、
しかも元旦は1日なので、1000円で安い!
これで、内容がいまひとつでも、あきらめがつくと既に覚悟を決めた。

結論としては、よかった。
マツケンのワタナベ君も、菊池凛子の直子も、水原希子の緑も。
そして、療養所を包む自然、ワタナベ君の旅行する海岸も。
音楽も、サウンドトラックを買おうかと思ったほど、よくまとまっていた。
ビートルズ以外の曲をもう一度聴きたいな。

しかし、

2時間に絞ると、どうしても声に出ない、主人公のモノローグ(そもそもワタナベは
あまり話をするほうではない)が、消される。

ピエロのような、突撃隊の登場回数も減る。
レイコさんのギターの演奏回数も減る。
かわりに、性交の多さや、直子の精神的病が際立って見える。


そもそも、『ノルウェーの森』は、1987年9月に出版
私が、高校3年のときだが、読んだのは大学生だったと思う。

私は村上春樹に傾倒し始めた頃で、
女子のクラスメートでは、この本の、性的描写の多さに否定的な感想が
多かった。
個人的には、可もなく不可もなく。
100%の恋愛小説ってこういうものなのかはわからなかった。
ただ、この本の話をすると、本の背景である、大学生の生活と
自分の大学時代が交じり合って、せつないような、不思議な郷愁を覚える。

そして、いまはレイコさんに近い年齢の私が読むと
この数十年の経験も想起されるものがあり、味わい方が微妙に異なる。



霧消に、原作を読みたくなって読んでいるが、
映画にないもののもう一つは、主人公ワタナベが読む本である。
『グレート・ギャツビー』、『魔の山』。

レイコさんも原作中で指摘するが、
「こんなところ=療養所に、なんでそんな本(魔の山=精神病患者がする
サナトリウムの生活の話)をもってくるのよ」
は確かである。

また、ノルウェー以降の村上春樹の小説を読んだあとに、これを読むと
一人の主人公が、
アチラ=療養所と、コチラ=現実世界の、を行きつ戻りつする
いつものパターンに似通っていること。

永沢の構築する独自の考え方=システムの問題。


また本を読むきっかけとなる。
よい映画の本の関係。
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by neco5959 | 2011-01-03 10:27 | Coffee Break

1Q84 BOOK3

今回は、早々予約をしておいて、読み始めたんだけど、
まだ終わらない。

ぼちぼち出てきている書評をみると
「わかりやすい」とか「ものたりない」とか。

ハッピーエンドっぽいんだけれど、
私的には、もう少し、謎の部分を解明するか、
かえって深めてしまうかしてほしかった。

ここまで長くしておきながら、
青豆と天吾の邂逅に話を絞ります・・・?
じゃ、BOOK1とBOOK2は
なんだったんですかーって。

残り少なくなってきたページで、
ちょっとだけ不満な私。

BOOK4はあるのか?
別バージョンや番外編を期待するものです。

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by neco5959 | 2010-05-01 22:55 | News&Books

1Q84

ほんとーに、久しぶりの更新。


ブログのことを忘れたわけではないけど、
仕事で頭いっぱいで
ブログ更新のエネルギーが残っていなかった。

それでも
1Q84を上下巻ようやく!読み終えた。
どう考えても、3週間くらいかかっている。

村上春樹をようやく!というのは、
ファンである身としては、非常に情けない。

読みやすい文体だけれど
内容は深遠で、
いろんなキーワードが埋め込まれている。

どうして、これが売れるのだ?的な議論はたくさんあるんで、
それは、マスコミとかにお任せするが、

私にとっては、
村上春樹の本に出てくる登場人物が、
どうしてもいとおしい。

独特だけど、いつも性格的に似ている登場人物。

不思議な女性。
独立していて、わが道を行く。

そして

ポリシーがあって、不器用な生き方しかできない男性。
友だちが少ないが、この人と決めたら、裏切らない
だいたい料理が上手。


この登場人物にほっとさせられる。



そして「性交」の描写がある。
(そういうふうに、登場人物”ふかえり”は表現している)

描写自体は、この程度ではどうとも思わないけれど、
なぜ、こんなに固執して描写するんだろう?といつも思う。

今回、天吾が年上の女性と交わる場面についての表現として
「コミュニケーション」という言葉を使っていたのだが、
「性交」が”コミュニケーション”の一つとして、
村上春樹的には大きなファクターとなっているんだろう。

単なるバーバルな意思伝達、
単なるスキンシップを超えた意思伝達。
であって単なるエロではない。




続編があるのでは?と
思わせるような終わり方。
もしかしたら、次があるのではないか




実は今日、傾きかけた大きな月を見たとき、
作品にでてきた月のように一瞬二重に見えた。

かなり感化されている。
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by neco5959 | 2009-07-14 00:28 | News&Books

村上春樹新刊『1Q84』

新刊が出ましたね!
28日、大宮の書店で山積みされていました。


amazonでもすごい売れ行きだそうですね。

さっきサイトをみたら「入荷6月10日になります」って書いてありました。

書評も、もうアップされているし。
さすが、ハルキ。

実は、村上春樹は、20年前くらいに、妹に「いいよ」って紹介されたのがきっかけ。
こんなにすごい人になるとは全く予想していなかった。

私も今週末早速読むことにします。。。楽しみ。

でもまた、朝起きるのが辛くなったりして。
本当に最近朝が弱い私。。。
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by neco5959 | 2009-05-30 13:35 | News&Books



白猫と一緒に暮らしていた(過去形です)、さそり座・B型。気になるNews、Books、HP探して、まったり&じっくり更新。twitterも@neco5959
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