玄米を4合!―雨ニモ負ケズ
先日法事があり、お坊さんのお経の後、講話があった。
題材のひとつは、宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」。 もちろん、法華経の信仰者であった宮澤賢治の詩ということで、テキストになったのだが、 私が感動したのは、残念ながらその筋の話ではなくて、以下の箇所。 「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ・・・」 一日四合! 宮澤賢治は清貧の暮らしをしていたというイメージだったので、「こんなに食べられたの?」という驚きを持ったのだった。で、明治から大正の人たちがどれくらい米を食べていたのか気になった。 TTMノンフィクションマガジン お米にまつわる話 近世ではどうでしょう。「雨ニモマケズ」という宮沢賢治の詩の一節に 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ とありますよね。この詩の時代背景は大正末期から昭和初年。宮沢賢治はつつ ましやかな岩手の農民の一人として、この詩を書いています。それでも日に玄 米四合です。これを一年の量に換算すると210キロにもなります。当時の東北 の農民は、今の我々の三倍以上も米を食べていたのですね。 今と違っておかずを食べないだろうし、農業で消費エネルギーも多いだろうから、当然といえば当然の量なのかもしれない。ちなみに、私は1日一合がやっとかな。
by neco5959
| 2004-09-13 23:00
| スローフード
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