ねこブログ

再び「アーレント」

ナショナリズムの本を読み続けると、政治思想家であるハンナ・アーレントを引き合いに出さざるを得ない。ということで、「入門」なる本を読んでいる。今日の感動。
彼女の学位論文は、アウグスティヌスの思想であったのだが、それに関連する文章。

アーレントはヤスパースのもとんで1928年、学位論文『アウグスティヌスの愛の概念-1つの哲学的解釈の試み』を完成させた。これは教父アウグスティヌスの思想を、神学的方法ではなく、哲学的方法によって叙述したものであり、当時としては異例のものであった。アウグスティヌスにおいては愛の概念が主要な役割を果たしていると論じ、欲求としての愛、創造者ー被造物という神と人間との関係における愛、隣人愛という3つの観点から分析を加えている。彼女のアウグスティヌスへの興味は「<愛とはあなたにいてほしいと思うこと>というたった一つの文章が原因だった」と自分で書いているように、他の人間との共生、人間の共同性そして運命の共有性への深い共感に支えられた研究であったといえるであろう。(杉浦敏子著『ハンナ・アーレント入門』)

<愛とはあなたにいてほしいと思うこと>とはなんて、わかりやすいのだろう。
すべての祈りの原点はここにある、と言えるかもしれない。

ニュー・オリンズのハリケーン被災について、日本政府の支援が他の国に比べて
少ないと批判された報道がされている。目の前の選挙で精一杯なのかもしれない
が、単純にもっと外に目を向けてほしい。単純に、いかないのであれば、「無理をしてでも」目を向けてほしい。そういう習慣や心が無いのなら、特に。
ネットでこんなに世界が狭くなって情報がどんどん入ってきているのに、辛い人の立場に立つことはできないものなのか。
愛国心なんて狭いことをいわずに。
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by neco5959 | 2005-09-11 20:35 | News&Books
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